バイトテロを未然に防ぐ7つの方法(バカッター/バカスタグラム)

2019年3月25日

セブンイレブンのおでん吐き出し事件、くら寿司のゴミ箱からネタ復活、ファミリーマートのペットボトル舐め、バーミヤンの中華鍋でタバコ、ビッグエコーの床擦り付け唐揚げ、大戸屋のプリン吐き出しとアキラ100%、都内ハンバーガーショップでの唾入りバーガーなど、バイトテロは留まる事を知らず、企業に与える損害は計り知れません。

そこで飲食店や食料品を扱う小売店向けにバイトテロを防ぐための対策を考えてみました。

監視カメラを四方八方に付ける

カメラの設置の際は死角を作らないように、かつ出来るだけリアルタイムで監視するのがポイントです。
設置コストはともかく、監視コストがバカにならないのとプライバシーの問題がデメリットと言えます。

厨房を客席から見せる状態にする

客や通行人に監視させるようにしましょう。さらに外からも見えるようにすると尚効果が高いでしょう。
基本的には店舗を作る設計段階で必要な対策ですから、既存店舗を改修するとなるとコストはかなりの規模になるでしょう。

誓約書で損害賠償責任を負わせる

最悪店舗が潰れた場合も想定して最大限損害金額を負担させる旨を2名以上の保証人付きで署名させましょう。保証人は、署名+印鑑証明で両親2人はNGとしておいた方が尚安心です。
バイト採用の難易度が上がるのと、仮に損害を与えられても支払能力が無い場合は結局泣き寝入りになる可能性があるのがデメリットです。

食品工場並みの装備をさせる

厨房に入るアルバイトには白衣・目出し帽・手袋等の着用を義務づけるようにしましょう。お互い目しか出ていない状態にすれば、テロを起こす気も失せるかも知れません。
衛生面でも◎なのでメリットは高いですが、結局は中の人間次第で何とでもなるので根本的な解決にはなりません。何かあった時、誰だか判別しにくいのも少しデメリットと言えます。

私物の持ち込みを一切禁止する

バイトテロを起こす者たちはSNSにアップして目立ちたい、自慢したい、ウケを狙いたい為にやっているケースが多いです。その為、スマートフォンやカメラなど撮影できる機器が持ち込まれなければそのような行為は不可能と言えます。
監視が難しい為、隠して持ち込むケースを防ぐのは難しいでしょう。金属探知機のあるセキュリティゲートを導入して金属類を持ち込んだら入れないようにするのも手ですが、コストを考えると現実的ではありません。

採用基準を厳しくする

まずバイトテロの大半が若い男性です。女性も一部いますがごく少数です。
そのため、若い男性をキッチンのアルバイトとして採用しない事もリスクヘッジの1つと言えます。
男女雇用機会均等法に抵触する恐れはありますが、若い男性は余程のことが無い限りキッチンで雇わないという内規を作った方が長い目で見ると正解なのかも知れません。
ちなみに、ワンオペでもハンバーガー店の唾吐き行為をやるような輩が湧いたり、仲間同士でもグルになってバイトテロを起こすケースが後を絶たないため、アルバイトを雇うなら年代も性別も国籍もバラバラの方が安全かも知れません。

社員教育を徹底する

これはある意味性善説に基づくものです。大戸屋も全店休業してコンプライアンス研修をやるようですが、後先を考えない無知な若者に学習させる意味も込めて、やらないよりはやった方が確実に良いでしょう。
本部の社員を抜き打ちで派遣して監査を行うなども一定の抑止力になりそうです。

まとめ

2013年にはバカッターが有名でしたが、2018年はバカスタグラムが流行っています。次に流行るのは2022年から23年頃でしょうか。
今の大学1年生が卒業して次のSNSの流行と共にやってくるのがバイトテロです。
やった本人は自業自得とも言えますが、個人経営などの店舗にとっては死活問題ですし、チェーン店でもイメージは最悪で業績の悪化は免れないでしょう。
1度目のバイトテロを教訓に出来なかった店舗や企業は、セキュリティ対策は外部だけでなく、内部にも必要な時代という事を今一度考えるべきではないでしょうか。

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Posted by Cat Puncher